髪のうねり・ふくらみ改善と頭皮のエイジングケアの関係性は??
20代半ばから30代に入ってくると、20代前半の頃にはまとまりの良いストレートの髪質だったはずなのに、
何故か微妙な癖毛とはいえない程度の髪のうねり、ふくらみが発生して、
毎日のスタイリングがうまくいかなくなってきた。
といった相談をお受けする事が本当に多いです。
うねり・ふくらみが発生する根本的な原因
●出産したことで、新陳代謝とヘアサイクルが乱れている。
●年齢を重ねた事で、新陳代謝とヘアサイクルが乱れてしまっている。
●若い頃から使用しているシャンプーが、年齢とともに弱くなった頭皮と髪に合わなくなり、ヘアサイクルを乱すと同時にダメージの原因になってしまっている。
髪は内部のたんぱく質で形状を保っていますが、
ヘアサイクルが乱れると髪の成長を阻害してしまい、十分なたんぱく質を蓄えることがでいないまま発毛してしまいます。
タンパク質量の低下がはじまると中からの支えが無くなってしまい、うねりを発生させる原因となり、シャンプーでのダメージは、更にたんぱく質を現象させる要因になります。
ヘアサイクルの乱れと髪のダメージがうねりを作り出す原因
●ヘアサイクルが乱れると、髪の成長する期間が短くなり、髪が太くしっかり育つことができなくなり、生えてきた時点で既にたんぱく質の量も減少してしまいます。
●ホームケアのダメージは、洗浄力の強いシャンプーで洗うことが内部のたんぱく質の流出を招き、やはりタンパク質が減少してしまいます。
もともとストレートの髪も、こういった理由で少しくせ毛になったり、うねりを感じたり、広がりやすくなります。
髪の内部構造は、よく海苔巻きに例えられることがありますが例えば、こうイメージしてみて下さい。
・海苔の部分がキューティクル
・ご飯がコルテックスというタンパク質
・具材はメデュラという空洞部分
海苔巻きのご飯の部分が、髪のたんぱく質の部分になりますので、
もし、海苔巻きを落としてしまってご飯が零れてしまったら、同じ形を維持する事は難しいですよね??
髪からタンパク質が減少すると、同じような現象が起きてしまいます。
●ヘアサイクルが乱れて、髪が成長できずタンパク質が足りないという事は、
海苔巻きを作った時点で既にご飯が少ない
●毎日のシャンプーでタンパク質が流出するというのは、お弁当箱の中にある海巻きから、歩くたびに少しずつご飯が飛び出してしまっている。
といった事と似たような事が起きてしまいます。
どちらもたんぱく質が不足している状態なので、これが髪のうねり・広がりを作り出す大きな原因です。
ヘアサイクルの改善と、ホームケアの改善からのアプローチはうねり・広がりの解消に時間がかかる??
根本的なうねり・広がりを抑えていく工程としては
❶ヘアサイクルの乱れを整える為には、頭皮のエイジングケアがお薦めです。
❷シャンプーが合わない場合は、年齢と共に変化した髪質に合わせホームケアを変えてあげる事で、サロンケアが更に生かされ、頭皮環境が整い、髪が根本的に綺麗になっていきます。
しかし、
この2つの対応だけで、完璧にうねり・広がりの改善をしていく為には時間を要します。
何故なら、ヘアサイクルの改善と、ホームケアの改善は
頭皮のエイジングケアがメインになってくるからです。
※当店ではホームケアを変化した髪に合わせるという事も、頭皮環境に合わせたケアであると考えています。
頭皮のエイジングケアは、怪我した部分を治ししてあげる事と似たような部分があり、
一朝一夕ですぐに効果が期待できるものではありませんが当店にご来店頂く、大多数のお客様が根気よく続けられることで結果につながっています。
どうしても時間がかかる事や継続は苦手という方もいらっしゃると思いますので、
即効性を持ってうねりに対応するにはどうするべきか??
まずこちらをお伝えさせて頂きます。
〇即効性を持って髪のうねり・広がりを改善する方法とそのリスクについて
この方法としては
当店のチュラルストレートメニューで表面上は髪のうねりを改善する事が出来ます。
ナチュラルストレートメニューは、縮毛矯正よりもずっと優しいお薬を使用するので、
過剰なまっすぐや、ペタンコにせずに、うねり、広がりを改善することができる優れたメニューです。
髪のうねりをや、広がり、アホ毛にお悩みの
お客様に特にオススメしたいメニューとなります。
でもここで注意して頂きたい事があります。それは
ナチュラルストレートメニューは薬剤を使用して髪に働きかけ、髪のタンパク質とキューティクルを一時的に引き締める効果が期待でき、髪は綺麗にまとまりよく落ちつきますが、
残念ながら、それはこれから生えてくる髪まで綺麗に改善されたわけでは無いということです。
ある種、髪の内部構成を変化させて収まりを提供する、一緒のごまかしなのです。
ナチュラルストレートや縮毛矯正で一時的に綺麗になった髪はとても綺麗ですが、
そのごまかしに安心して、
生えてくる髪はうねったまま放置していくと、
実際の頭皮環境は何も改善されていません。
そのまま年齢を重ねていくと、今度は、うねりや広がりのような浅いお悩みではなく
●髪が細くなってきた
●ふんわり感がなくなってきた
●髪の量が減ってきた
髪が一時的に良くなった為に本人が気づくことができずに、自分の知らないうちにこういったお悩みが進行してしまう可能性があり、
今度はナチュラルストレートや縮毛矯正でも対応できないような、より深い悩みが進行してしまう可能性があります。
例えば、こんなお客様のご意見を頂いたことがあります。
「20代からずっと縮毛矯正していたのに、50代で勇気を出して縮毛矯正をやめてみたら、以外に髪の癖が無くなってカットだけでまとまるようになった。」
この現象は、縮毛矯正で髪の形状をごまかし続けた結果、実際の自分の髪質がどの年代で変化したか分からなかった典型的な例です。
もともとがハリのある髪質で癖が強かったものが、知らない間に頭皮のエイジングが進行することで、髪のハリがなくなった事で元来の癖が弱くなったと感じるのです。
これは結果としては縮毛矯正をしなくて良くなったから良いということを言いたいわけではなく、
現在の髪の形状をごまかしてしまうと、本来の髪の状態を見誤る可能性があるという事をお伝えしたいのです。
例えば
あなたが、今までは感じなかった髪のうねりやアホ毛、膨らみにお悩みをお持ちであれば、それはほぼ間違いなくエイジングのサインです。
ところが、それを薬剤で抑えてしまえば気にならなくなってしまい、お悩みの根本的な原因である頭皮のエイジングケアは怠ってしまうのではないでしょうか??
するとすでにエイジングが始まっているあなたの髪と頭皮は、知らない間にもっと、うねりやアホ毛、広がりを感じる髪に変化していく事は間違いないのです。
私たちが提供させて頂きたいのは、今だけの髪の美しさではなく、末永く楽しめる綺麗な髪なのです。
綺麗な髪の為に、薬剤のダメージケアも忘れずに行いましょう。
薬剤を髪に効果的に反応させるためにも、自毛を大事にしてあげる事はとても大事なこと事です。
病院での身体の治療も
ある程度の健康な体には早く効果がありますが、
手遅れになってからでは効果も遅れてしまいます。
髪も身体と同じように、予防の考えが必要なのは言うまでもありません。
どんな薬剤も少なからずダメージがある、ナチュラルストレートに使用する薬剤は、ほかの薬剤と比較すると圧倒的に優しい薬剤となります。
しかし、
薬剤に変わりはないので少なからずダメージは蓄積します、
当店のナチュラルストレート、縮毛矯正メニューはそれだけでも、ツヤ感やまとまりを充分喜んで頂けるレベルで提供させて頂いていますが、
やはり、同時にケアもしていかないとダメージは進行してしまいますし、
うねり、アホ毛、広がりを根本的に頭皮から改善することには繋がりません。
私たちは、お客様の年齢に応じた、最高の髪の状態を提供したい想いでサロンに立っています。
お悩をお待ちのお客様に、年齢に応じた最高の髪の状態を提供させていただく為には、
薬剤の使用は必ずといっていい程必要ですが、
その薬剤での一時的な仕上がりにごまかされず、
●ダメージの進行を抑えるヘアケア
●頭皮環境から髪を改善していく頭皮のエイジングケア
これらが一体になった髪質改善ケアコースもお試しください。