ボブに縮毛矯正でありがちな5つの失敗!うねる、まっすぐ、ぺたんこ、ビビリでお悩みの方へ!
縮毛矯正をかけたら部分的に癖が残ってる…どうしよう…(涙)
縮毛矯正に使用する薬剤は、ブリーチと並んで強力な物が多く、その力をうまくコントロール出来ずに施術に失敗するケースも目立ちます。
他店で縮毛矯正を掛けたが、うまく癖が伸び切らなかったと、当店にご相談いただく事も少なくありません。
一度失敗された美容室で、またお願いするのはやっぱり怖くて…
ご相談いただくお客様の大半が、恐怖感や不信感を持たれてしまっています。そして皆さん口にするのが…
- 恥ずかしくて外を歩けない
- 早くなんとかしたい
こんなお悩みを抱えています。
ひょっとしたらこの記事に辿り着いたあなたも、同じ悩みを抱えているのかも知れませんね。
今回はそんな方の為に、ネットにも沢山上がっている程ポピュラーな
- ボブに縮毛矯正の失敗事例とその解決策
こちらの内容をお伝えしていきます!
よくありがちな〇つの失敗例
ボブに縮毛矯正をかけた際にありがちな失敗は、クセがとりきれないというものから毛先がジリジリになってしまうようなものまで多種多様です。
ここでは、そんな失敗例について解説していきます!
うねりがとりきれていない
縮毛矯正をかけたはずなのに帰宅時にはすでにうねりがでている。
これは縮毛矯正で最も多い失敗の一つです。
質問サイトにも、この失敗をご相談されている方がいらっしゃいました!
縮毛矯正失敗でしょうか ? 縮毛矯正したのに顔周りのうねり具合がお風呂上がりにドライヤーした時と同じです。 縮毛矯正がしっかりかかっていないんでしょうか ?それとも最近はこういう自然風なのが流行っているんですか ?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10234193440
何故こうなってしまったのか?考えられる原因
縮毛矯正をかけたのにクセが残ってしまう原因は以下のようになります。
- 髪の結合を解く1剤の効きが弱い
- アイロンの熱が効いていない
- ①②の両方
- 形を固定する2剤が効いていない
これはつまり縮毛矯正が中途半端にかかってしまっている状態です。
対処法はどうすれば良い?
うねりが残ってしまった場合の対処法としては、美容室にお直しをお願いするのが一般的です。
…だけど、縮毛矯正って傷むんでしょ?
そんなに強い薬剤を、続けて使って大丈夫なの?
縮毛矯正とひとまとめに考えがちですが、縮毛矯正に使用する薬剤にも強弱があって、コンディションに合わせて選んで使用する事が出来るんですよ。
なので、やたらと傷むという事はありません。
薬剤が弱い方が髪が傷まないという事ですか?
その通りです、その方の髪の状態を見て、どのレベルの薬剤が適しているかを判断して使用します。
ただし、あまり知識がない担当者の場合は、薬剤選定が甘くなってしまう事に加え、アイロンの熱処理をおろそかにしてしまい…ジリジリのビビリ毛にしてしまう可能性も0ではありません。
- 信頼してお直しをお任せしても大丈夫か…?
良く検討して頂き、同じ美容師さんにお任せするのが不安に思えたら、縮毛矯正が得意な美容室や美容師さんにお願いするようにしましょう♬[/say]
縮毛矯正をかけたのに毛先がハネる!
縮毛矯正をかけたのに毛先がはねてしまう場合は『髪の根元』にクセが残っている、伸びていないと言ったケースが大半です。
詳しく知りたい方は、こちらにまとめた記事がありますのでどうぞ参考にして下さい!
毛先がツンツンでまっすぐのぺったんこ!こけしのようなボブになってしまった
毛先がツンツンのこけしのようなアタマになってしまう…
これもボブヘアに縮毛矯正をかける際に起こりがちな失敗です。
こちらも、詳しく対処法など書いた記述がありますので是非参考にして下さい!
根本のクセは伸びきらず、毛先はまっすぐでヘルメットのように…
縮毛矯正 失敗 (画像あり) 4日前に矯正をかけました。もう既にうねりが出てきています。これは失敗でしょうか。 3月に別の美容院で矯正をかけたところ仕上がりがひどくて1週間後にかけ直しをしてもらいました。それでもひどさは変わらなかったですが…。 そして今回は前行った経験がある美容院に行ってやっとキレイな髪になれる!と思ったのに3月のときの矯正とクオリティーが同じです。 もうめっちゃショックです。矯正かけたのに髪がヘルメットみたいな感じだし、汗とかかいたら終わったも同然だし 何よりこれから梅雨なのに…………。 小学生のときにかけたときは、しっかり真っ直ぐでした。2回も失敗されるってことは私の髪がやばいんでしょうか…。 とりあえずこの髪は嫌すぎてたまりません!!かけ直ししたところで変わらないのは確かなのでどうすればいいでしょうか。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14208882384
何故こうなってしまったのか?考えられる原因!
ネットでこのような失敗のご相談を見つけました!
流れをまとめると…
- いつもと違う美容室で縮毛矯正をかけたら失敗された
- お直ししてもらってもよくならなかった
- 数ヶ月後に馴染みの美容室で縮毛矯正をかけたが改善されない
このような経緯を経て今の状態になってしまった…という事のようです。
この失敗の原因を画像から探ってみました。
この方の失敗の原因は、根本と毛先のダメージレベルの差にあります。
詳しくは以下の画像見てくださいね!
相談者さんはある程度髪が伸びるのを待ってから、なじみの美容室で施術を行っています。
つまり、根元は健康で、毛先は以前の施術により髪が傷んでいる状態となっていたと考えられます。
この状態だと、根本は健康で薬が効きにくく、毛先は傷んでるため薬が効きやすくなります。
この状態を正しく判断できないと…
- 根本のクセは残ってしまう
- 毛先はシャキーンとしてしまう
今回の相談者のような事になってしまいます。
馴染みのない美容室ではその方の髪のカルテ・履歴を正確に把握できません。
相談者の方は、画像から判断する限り黒髪の様ですが、もし過去に黒染をしていた場合、黒染した毛先と新しく伸びてきた根本では薬剤の効きが変わってきます。
先ほども言いましたが、ダメージレベルに差があるからです。
小学生の頃は綺麗に仕上がったと言う事は、この時は根本と毛先にダメージ差がなかった事がよみとれますよね[/say]
数カ月後に馴染みの美容室で縮毛矯正をしても改善しなかった理由は、ビビリ毛になるリスクを避け弱めの薬剤を使用してしまったから…。
という事だとおもいます。
- 毛先が既に傷んでいるので、更にダメージを与えたらジリジリになるかも?
- 恐怖心から不必要に弱い薬を選んでしまう
- 根元のクセが伸びないという失敗に繋がる
ありえないようですが、まだ経験が浅い美容師さんがやりがちな毛髪診断ミスです![/say]
毛先の掛け直しは危険!
真っ直ぐになりすぎた毛先に縮毛矯正やパーマをかけ直すお直しはリスクが高いので
- 根本のクセをしっかり伸ばしなおして一度全体をストレートに整える
- セルフスタイリングで毛先に丸みをつける
この方法がお直しとしては最適です。
毛先がすでにシャキーンとしているので、どうしてもこけしのような頭にはなってしまいますが…
クセとストレートが混ざって手に負えない現状よりは、セルフスタイリングが格段に楽になります。
ちなみに、あせって毛先もなんとかしようとパーマや縮毛矯正を行うと、この後ご紹介するビビリ毛になる可能性が高いので、絶対に焦って動いてはいけませんよ!
毛先がジリジリのビビリ毛になってしまった
こちらの方は、馴染みの美容室で縮毛矯正をかけたらペタンコに…
もう少しボリュームが欲しいと相談したら、髪に優しいトリートメントパーマをお勧めされたのでやってみたところジリジリになってしまった…。
色々なホームケア製品やサロントリートメントを勧められて、手当たり次第に試したが全く効果を感じられなかった…。
この様に八方ふさがりになってしまい当店にいらっしゃいました!
対処法はビビり修正
毛先に体力が残っていれば、このビビリを修正する方法もあります。
ただし、失敗した場合にはさらにひどくなる可能性がありますので、この修正を行う為には、毛髪に対する薬剤の反応を熟知している必要があります。
その為当店でもできるスタイリストは限られます。
ビビリ修正の手順としては、
- まず毛先のビビりを修正
- 後日、根本のクセを綺麗に伸ばす
- サロンケア+ホームケアを続ける
こちらの写真がこの施術を行った結果です。
無事に修正を施し、ツヤツヤ な状態を維持できるようになりました。
但し、一度の来店でここまで修正する事は難しいですよ。様子を見ながら少しづつ修正します。
あなたの悩みに合う解決策は見つかりましか?
今回の記事で、髪のお悩みとその解決策をお伝えしてきました。
あなたの悩みを解消する方法は見つかりましたでしょうか?
縮毛矯正は一度失敗してしまうと、連鎖的にひどくなってしまうケースが多々あります。
お直ししても良くならず、もうどうにもならないのではないか…?
と、途方に暮れてしまう方が多いのが現実です。
そうならないためにはまず、当然ですが縮毛矯正を失敗しない事が1番です。
とはいえ、失敗の原因がお客様にあるわけではなく、美容師側の毛髪診断のミスが原因…。
言い換えると、事前のカウンセリングで的確に髪のコンディションを把握する事が、縮毛矯正をかける時も、お直しをお願いする際も、それらを成功に導く事に繋がります。
ボブに限らず、どんなレングスに縮毛矯正をかける際も、担当する美容師があなたの髪のコンディションをしっかり把握する事が成功のカギ。
悲しい失敗を繰り返さないためにも、縮毛矯正は信頼できる美容室や美容師さんにお願いするようにしましょうね。
最後になりますが、この記事であなたの髪が綺麗にまとまるボブを叶えられる事を祈っています!