縮毛矯正で白髪のように白くなった髪を直す方法はあるの?
お客様から
縮毛矯正をしたら髪が何本か白髪みたいに白くなっちゃった!
今まではなんともなかったのに…なんで突然こうなったの!?
当店の回答
いくつか原因に思い当たるところがありますね
お客様から
お客様お願い、直して!
…方法ってあるんでしょう?
当店の回答
……………
お客様から
……えっ?ひょっとして直らない…の?
お力になれず申し訳ありません。
そうなってしまうと残念ながらカットするしか直す手段がないんです
お客様から
えーっ、そんなぁ~!
縮毛矯正矯正をした髪の数本が白髪のように白くなる。
これは、薬剤や熱が髪に与える影響によって起こってしまいます。
しかも、そうなってしまうと本当に直す方法はありません。
なので、そうならないように予防するしか手がないんです。
そこで今回は…
- 縮毛矯正した髪が白髪のようになる原因
こちらについてお伝えしていきたいと思います。
既にお困りのあなたへ、解決策を提示する事ができず心苦しく思います。
ですが今回の記事を読んでいただければ、なぜ縮毛矯正で白髪のようになってしまったのか?
その原因を知ってもらう事ができるかと思います。
原因が理解できれば、今後その原因を避けることはできますよね?
是非、最後まで目を通して頂き、今後の対策に役立てて下さいね♬
縮毛矯正で白髪のように白くなる理由
縮毛矯正で髪が白くなる理由は主に3つあります。
【理由1】薬剤の流し残し
縮毛矯正の薬剤を、流し残したままの状態で高温アイロンを当てると、キューティクルが激しく損傷し、開いた状態から戻らなくなってしまいます。
普段は光を反射してツヤを出してくれるキューティクルですが、この状態になると光を乱反射して白く見える原因になります。
ちなみにキューティクルとは、髪の表面を覆っている組織の事です。
ウロコの様に重なり合っていて、綺麗に揃っていると光を反射しツヤを生みます。
【理由2】高温アイロン
高温アイロンで処理すると、やはり激しいダメージを受けキューティクルは浮いてしまいます。
この場合も、やはりキューティクルの浮きにより光が乱反射し髪が白く見える原因になります。
高温アイロンで髪が痛む原因
高温アイロン、コテ等で髪が痛む原因を簡単に説明しますね。
髪を構成している大部分、およそ8割はたんぱく質です。
その為、熱を加えすぎると熱変性(たんぱく変性)により固まってしまいます。
髪内部のたんぱく質が集まって固まってしまうと、髪内部にダメージホールが生まれます。
そこから髪に必要な成分や水分が抜け出て行ってしまう為、髪が痛んでしまうのです。
高温アイロンで髪を傷めない為には、その時の髪の状態、髪質にあった温度で素早く仕上げる技術が必要になります!
【理由3】シリコン系の整髪料
日頃からハードスプレーや、ワックス等の油分やシリコンが強めの整髪料を使用している場合、高温アイロンの熱でコーティング剤が髪に吸着してしまいます。
先ほどまでの理由と違い、コーティング剤が粉を吹いたような状態になる事で髪が白く見えるので、日々のシャンプー等で自然にとれていく場合もあります。
ですが、明確にこの方法ならコーティングがとれるという解決策はありません。
結局のところ原因はどこにあるのか…?
結局のところ、その様な状態になってしまう大まかな原因と言うのは、施術した美容師さん側にあると言えます。
この失敗の大部分は、充分なカウンセリングの時間が取れず髪の状態を見極めきれなかった場合に起こります。
完全に直すにはカットするしかない
縮毛矯正で髪が白髪のように白くなる理由は主に上記のとおりですが、日頃から高温のストレートアイロンやコテを使用している方も同じようなリスクがあります。
気がついたら、ある日突然髪が部分的に白くなっていた!
なんて事も充分ありえますし、この場合もやはりカットしか直す方法がありません。
ワックスやスプレーがついたままで熱を当てている人は特に注意しましょうね!
リスクを伴う縮毛矯正だからこそ信頼できる美容室で行おう
縮毛矯正は、くせ毛をストレートにし、ツヤツヤした健康な髪に見せてくれる技術です。
しかし、見えない所では、キューティクルとたんぱく質が熱変性を起こし髪へダメージを与えています。
なぜなら熱と薬剤の力で、無理やり真っ直ぐに固定しているから。
縮毛矯正された髪は、表面は薬剤の力でピカピカ!だけど中身はかなりデリケートな状態です。
ですので、縮毛矯正は、繰り返す程に髪へのダメージリスクが高まっていく技術なんです。
安心してお任せできるサロンがあれば、今回のようなケースには1番のリスク回避に繋がりますよ。