縮毛矯正している髪に白髪染めはできる?
半年ごとに縮毛矯正と、3ヶ月に一度のヘアカラーを何年も続けているけれど、最近は白髪がちらほらと目立つようになってきた気がする…。
次美容室に行く時には、もっと白髪が染まるようにお願いしたいな…
でも…
- ずっと縮毛矯正してるし、白髪染めはしていいのものなのかな?
- 白髪染めは傷むって聞いた事あるし…
- 暗くなりすぎてもいやだしなぁ~
こんな疑問や不安をお持ちの方、多いかもしれませんね。
そこで今回は…
- 縮毛矯正と白髪染めの疑問を解決
以上の内容をお伝えしていきたいと思います。
それから、縮毛矯正と白髪染めを続けながら髪を美しく保つ。
その為に知っておいて欲しい事もまとめておきましたので是非ご覧くださいね。
縮毛矯正と白髪染めをの疑問を解消しよう
では早速ですが、縮毛矯正した髪に白髪染めはできるのか?という基本的な疑問からお応えしていきますよ!
縮毛矯正した髪に白髪染めはできるの?
結論からお伝えすると、縮毛矯正した髪に白髪染めは問題なくできます♪
それから、これまで普通のヘアカラー(おしゃれ染め)をしてきた方が白髪染めに切り返る事も可能です。
縮毛矯正に白髪染めは傷むの??
実は、白髪染めと普通のヘアカラーでは、髪に与えるダメージにそれほど大きな違いはありません。
逆に言うと白髪染めは通常のヘアカラー(おしゃれ染め)と同じように髪にダメージを与えます。
なので、
(縮毛矯正+白髪染めのダメージ)=(縮毛矯正+通常のヘアカラーのダメージ)
こんなイメージを持って頂くと良いと思います♬
今の段階で縮毛矯正+通常のヘアカラーで痛みを感じている方は、残念ながら白髪染めも同じような感覚が続く事が予想されます。
ですが、できるだけ縮毛矯正と白髪染めのダメージを減らす為に
- リタッチカラー(根本だけ)
- オーガニックカラー
こういったテクニックと薬剤を活用すれば、縮毛矯正と白髪染めを続けても、美しくツヤツヤな髪を維持する事も可能です♪
白髪は傷みやすいって本当?
一般的に30代から白髪が目立ち始める方が多く、年齢を重ねたなりに毛根の力は弱くなっていきます。
毛根の力が弱くなる事により、根本より伸びてきた髪も、細くデリケートな状態で伸びていきます。
これは毛根の老化が原因で起こるエイジング毛という状態で、40代、50代、60代と年齢を重ねるにつれ、もっと顕著に細く・弱く・柔らかくなってきてしまいます。
この状態の髪はキューティクルが薄くなり、たんぱく質も少ないので色々なダメージ要因に対して傷みやすくなります。
なので白髪だけが傷みやすいというのは誤解で、白髪がでる年齢になると髪が細くなり黒髪も白髪も関係なく傷みやすくなる。
コレが白髪は傷みやすいの?
に対する正しい考え方となります。
その証拠に、俗にいう若白髪の方の髪はめちゃくちゃ白髪もハリがあったりします!
白髪染めの薬剤を弾いて染まりにくい場合もあるくらいです
だから、白髪だから傷みやすいというわけではないんですよ!
縮毛矯正と白髪染めは同じ日にできるの?
縮毛矯正と白髪染めは同じ日に行う事が可能です。
ただ、サロンや担当者の考え方によっては同じ日に行わない方針を打ち出している場合もあります。
同じ日に行う場合はどっちが先?
同じ日に一緒に行う際の順番は
- 縮毛矯正
- 白髪染め
この順番で行うと、白髪染めが縮毛矯正の施術によって落ちてしまう心配がありません。
一般的にはこの順番をオススメする美容師さんが多いと思います。
ただ、まれに美容師さん自身のこだわりで白髪染めを先に行う場合もあります。
縮毛矯正後にもう一度染め直しをする前提で進めるようですね。
この場合は美容師さんの指示に従って頂くようになると思いますが、染め直しを行う為、時間的負担は大きくなってしまいます。
ただでさえ時間がかかる縮毛矯正+白髪染めですから…
余計に時間がかかる事はできるだけ避けたい!
と…、お考えの方は、事前に担当者やサロンに問い合わせをして頂いた方が、余計に時間がかかってしまうといった失敗を避けらます。
同じ日に縮毛矯正と白髪染めをして傷まないの?
先にお伝えしたように、白髪染めをダメージ0で行う事は残念ながら不可能です。
ただし、根本だけのリタッチをできるだけ繰り返す事で、縮毛矯正した髪に不用なダメージを与えずに髪を綺麗に保つ事ができます。
こんな場合は傷みます!!
- 全体を今よりも明るくしたい
- 初めて白髪染めに変更する
この場合、縮毛矯正と白髪染めを一緒に行う、別日に分けて行う…という事関係なしに、
髪全体に薬剤を使用する為、髪が傷む可能性があります!
また、おしゃれ染めから白髪染めに切り替える際には、毛先の白髪をしっかり染める為に根本と毛先に同じ薬剤を使用する場合があります。
この場合、今よりも髪の手触りが悪くなったり、見た目がバサついたりする可能性が高くなってしまいます。
そういった体感部分を軽減したい場合、サロントリートメントを併用したり、ホームケア製品を充実させる事がオススメです。
- 初めておしゃれ染めから白髪染めに切り替える場合
- 今よりも明るくしたい、けれど白髪も染めたい場合
上記のような場合は傷みやすいので、注意が必要です!
縮毛矯正と白髪染めを別日に分けてもいいの?
縮毛矯正と白髪染めは別日にわけて行う事も可能です。
縮毛矯正と白髪染めを別日に分ける場合の順番はどっちが先?
- 初めに縮毛矯正
- 別日で白髪染め
この順番で行うと、せっかく染めた白髪染めが落ちてしまう心配がありません。
通常のヘアカラーから白髪染めに切り替えて暗くなりすぎたりしない?
白髪染めはあなたの好みで染め方を選ぶ事ができます。
例えば…
- 暗めでしっかり染める
- 明るめにして白髪をぼかす。
…ですが、白髪をしっかり染めつつ、明るくおしゃれな色にしたい!
こんな場合は理想のイメージよりも暗く染めざるを得ないケースも出てきてしまいます。
…というのも、白髪染めの薬剤は、明るい色で染めるほど色が入り辛く、白髪が浮く(染まらない)という性質があるからです。
明るく染める場合、白髪とその他の髪色に違和感が出ない様、薬剤の強さや染色時間を調整するぼかしという手法を使います。
いかに白髪を目立たせず、おしゃれ染めをするか…そのバランスこそ美容師の経験と、センスが問われる瞬間です(笑)
薬剤も日進月歩で進化しているので、きっと今後解決していくかと思いますが、
残念ながら、美容師の技術のみで明るく染めつつ白髪もしっかり染めるというのは、困難な場合もある事は確かと言えます。
ちなみに、白髪がちらほら程度であれば、このくらいの明るさでも余裕でカバーできますよ♬
できるだけ傷ませない!縮毛矯正と白髪染めを併用する時の王道テクニックは〇〇
ここまでに何度かお伝えした様に、通常のヘアカラー や白髪染めは、繰り返す度に髪へのダメージを進行させてしまいます。
これは縮毛矯正にも同じことが言えますよ
それを避ける為に重要なテクニックがリタッチ(根本だけ施述)です。
単純な話ですが、できる限り新しく伸びてきた部分…根本だけに施術を行うようにすれば余計なダメージを避けられますよね。
なぜ毎回リタッチではなくて、できるだけなの?
毎回ではなく、できるだけリタッチとお伝えしたのには理由があります。
根本だけのリタッチを続けていると、毛先から白髪染めが落ちてしまい徐々に白髪が目立ってきます
そうなると、又全体的に白髪染めをしなければいけなくなります。
縮毛矯正も同じで、一度かけた部分に少しうねりが戻る場合があり、この場合毛先まで縮毛矯正を掛け直さなければいけません。
続けても綺麗を保つには!
実は、何もしていない状態からくせ毛を伸ばす事や、白髪を染めるのには、さほど難しいテクニックを必要とせず、家庭でも簡単に行うことができます。
ですが、ツヤツヤした美しい髪を保つ為のタイミングを計り、その状態にあった施術を見定めるのが美容師の腕の見せどころです!
このタイミングや処理を素人判断で行ってしまう方が多いため、人づたいやweb上では
- 白髪染めは傷む
- ビビり毛になる
- キシキシになる
そんな誤解が溢れています。
重要なのは毛先の処理のタイミングですよ!
綺麗を育てる!縮毛矯正と白髪染めを続けていく考え方
髪は爪と同じ死滅細胞…生えた時点で死んでいる細胞と言われています。
一度傷めてしまうと、自ら代謝して元の状態にもどる…
なんて事は絶対にありません!
縮毛矯正も白髪染めも髪へのダメージは避けられません。
だったら、やめればいいや!
と簡単にはいかないのが難しいところですよね…
縮毛矯正に白髪染め…どちらもあなたを素敵に変身させてくれるのも事実ですからね。
…さてそうなると、できるだけ髪が傷まないように続ける方法が必要となります
- 白髪染めはできるだけリタッチを続ける
- 縮毛矯正は毛先のストレートが長持ちするようにして、できるだけ縮毛矯正の回数を減らす
このように髪を傷ませない為には、必要な施術とタイミングを見極める事が重要になってきます!
白髪染めには傷まない裏技あり
白髪染めをリタッチで続けると白髪が浮いたり、色素が落ちてせっかくのツヤが損なわれてしまいます。
なので、毎回全体に白髪染めを塗った方が見た目はツヤツヤ になりますが、その半面髪へのダメージは大きくなります。
くどいようですが、これは事実です。
そこで、ダメージを与えず毛先を染める裏技としてオススメしたいのが当店自慢のオーガニックカラーです。
オーガニックカラーなら、ダメージを与えずに髪に色素を補充しツヤが蘇り、浮いた白髪も染められます。
オーガニックカラーはなぜダメージが0なのか?
当店おススメのオーガニックカラーは、髪を痛める原因である
- アルカリ剤
- ブリーチ剤
これらの薬剤が含まれていません。
科学的な薬品を使用する代わりに、天然素材を使用する事により、髪へのダメージを無くし、潤いや艶を与えます。
しかしこのオーガニックカラー
メリットばかりではなく、デメリットもあります…
オーガニックカラーのデメリットとは?
これはずばり…
出来栄えが美容師の腕に完全に左右される事!!
当然通常のカラーでも、美容師の技術に左右される事は少なからずあるのですが、オーガニックカラーではそれが顕著に表れてしまいます。
その理由というのが、通常のカラー剤であれば、明るさに応じて様々な薬品があらかじめ用意されています。
しかしこのオーガニックカラーは、一から薬剤を調合し調色しなければいけません。
当然、調色した薬剤の色がそのまま髪に乗るわけではなく、髪の明るさによって仕上がりが変わってきます
美容師にとって扱いが難しい染料ではありますが、髪質を気にされる方には是非とも試していただきたいメニューです!
[
ヘナカラーとは違うの?
ちなみにヘナカラーも天然素材で作られたカラー剤です。
インドや中近東などの熱帯地方に多く自生する、ミソハギ科のヘンナを原料としています。
こちらも天然素材で出来ている為、髪へのダメージはないのですがデメリットがあります。
ヘナカラーのデメリット
- 色味がオレンジ・赤・緑等と極端
- 2度塗りが必要で、通常より倍近く時間がかかる。
もっと柔らかい色にできませんか…?
[天然素材で気になるけれど、拘束時間が長くなってしまうから試せない…
そんなお客様の声を反映し、より多くのお客様へ天然素材を提供し、満足して頂けるよう、当店ではオーガニックカラーをおすすめさせて頂いております。
縮毛矯正と白髪染めを続けても美髪!実際の事例を紹介
当店プールブーでは、実際に縮毛矯正と白髪染めを続けても美髪を保っているお客様が沢山いらっしゃいます。
特に、50代位になってくるとエイジング毛になりダメージに弱くなりますが、、、
プールブーなら的確な縮毛矯正とオーガニックカラーの併用でこの通りです。
縮毛矯正と白髪染めの事例1
縮毛矯正と白髪染めの事例2
おふたりとも、毎月白髪染めと、年に2回以上の縮毛矯正を数年続けているお客様です
もちろん、オーガニックカラーも毎回使っていますよ~♬
白髪染めと縮毛矯正で美髪になるならヘアケアも重要!
白髪染めと縮毛矯正は、最初の一回目では必ず髪が傷む施術です。
そのダメージはずっと髪に残り、少しずつ髪の手触り、まとまり、ツヤを低下させていきます。
だからこそ、サロントリートメントとホームケアで良いコンディションを保つ意識が大切になります。
綺麗でうるつやな髪を目指すなら、サロントリートメントでコンディションアップ!
そしてその効果をホームケアで持続させる。
こんな意識が大切ですよ。
縮毛矯正にヘアカラーをしていて、すでに色持ちが悪いと感じているあなたへ
縮毛矯正にすでにヘアカラーをしているけれど、これから白髪染めに変えた方がよいかも!
と考えている方の中には、染めてもすぐに黄色く色落してしまう。
こんな風にヘアカラーの色持ちが悪いと感じていいる方も多いハズ、、、?
そんな状態だと、白髪染めに変えてからも結局は色持ちの悪さが継続してしまう可能性が高めです。
そんな方は、ヘアカラーの色味を変えたり、ホームケアを見直すと色持ち効果が◎
【余談】白髪になるのは何故?
色素をつくるメラノサイトという組織の働きが止まるのが白髪の原因です。
一般的に年齢を重ねると白髪が増える事が多いので、メラノサイトの働きが止まってしまう事も老化と言えなくもないのかもしれませんね…
しかし、実際の所、メラノサイトの働きが止まってしまう原因はまだ解明されていないのが現状です。
興味深いのは、毛乳頭が元気で髪も丈夫に生えてくるのにも関わらず、メラノサイトだけが停止してしまう。
こんな場合もある事です。
この場合、髪自体は元気なのに白髪が沢山増えてしまいます。
俗にいう若白髪はこういった原理でおこります。
白髪だからエイジング毛で傷みやすいとは限らないんです。
縮毛矯正+白髪染めを続けていくなら信頼できる美容室で
縮毛矯正と白髪染めをできるだけ髪を痛めずに続けていく為には、タイミング見定め適切に処置を続ける事が重要です!
施術を行った後のカウンセリングや、取り扱っているホームケア製品など、美容室次第で変わってくるので
あなたにとって信頼できる美容室を見つけることが大事だと思います!