「美容師監修」ヘアカラーが暗すぎる!自分で色落ちさせる時にやって良いこと・ダメな事!
その前に必ずこの記事に目を通して下さい!
ヘアカラーを失敗して、イメージより暗くなってしまった。
こうなると、一刻も早く髪色を明るくしたい!
なんて思う方も多いはずですよね。
だからといって、どんな人が描いているのかも分からないweb上に公開された色落としの方法を鵜呑みにすると、、、
後には、髪が取り返しのつかない状態になってしまうようなものもあります、
そこで今回の記事では、
- ヘアカラーを自分で明るくする場合にやっていい事!ダメな事!
こんな内容をズバッとお伝えしていきます
自分で行ってもOK!ヘアカラーを落とす方法
先にもお伝えした事ですが、ウェブ上では色々な情報が溢れていて、中には自分で色を落とす方法としてはこれは危険!
というものも公開されてしまっています。
そこであなたにまず初めにお伝えしたいのは、自分でヘアカラーを落とす際は髪にとって安心な安全な方法を取るべき!という事です
そこでここでは、あなたが安心して実践できる方法だけをピックアップ紹介していきますね。
ただし、ここで紹介させて頂く方法は全く傷まないわけではありません。
セルフでブリーチや市販のカラー剤を繰り返して致命的なダメージになってしまう、、、
そんな悲しい結果になってしまう方が少しでも減るように!という気持ちで書いていますのでご理解くださいね。
洗浄力が高いシャンプーを使う
洗浄力が高いシャンプーというのは、
- 高級アルコール系シャンプー
が代表的です。
市販シャンプーでラウレス硫酸がメインになっていて、カラー落としに使いやすいものをピックアップしておきました。
TUBAKI・プレミアムモイストシャンプー
LUXスーパーリッチ・シャイダメージリペアシャンプー
パンテーン・プレミアムダメージリペアシャンプー
内容成分をチェックし、どのシャンプーでも
- 極端に傷まずにヘアカラーの色落としに使えるもの
- 身近なお店で購入できるもの
- 1000円以下の商品
こんなイメージでピックアップしたので、すぐ手に入れやすいですよね♪
もし自宅にあるシャンプーもそうかもしれないと思った方は、シャンプー容器の後ろに記載された内容成分表をチェックしてみましょう!
難しい事は抜きにして、初めに書かれた成分が「水」、ぞの次が「ラウレス硫酸」であれば大当たりです♪
そのまま使えちゃいます。
※化粧品登録の商品は、配合された全成分の表記が義務付けられ配合量の多いものは上から順に表記の義務がある!
今回の場合は、シャンプーの裏の成分表記が水、ラウレス硫酸Naの順に並んでいるものをピックアップしています
※シャンプーの場合は水が最初に表記される事がほとんどです
シャンプーの回数を増やす
シャンプーの回数を増やして色落ちを早める方法は一般の方も安全に行いやすい方法なのでオススメです。
ただ、それでも気をつけたいのは頭皮への刺激です!
洗浄力の強いシャンプーで何度も洗ううちに、頭皮が乾燥して痒みがでてしまう可能性があります。
シャンプーの泡パックで放置する
色落ちを早める方法としてシャンプーの回数を増やす+泡パックもオススメです。
シャンプーの泡を髪にしっかり揉み込み10分程度放置して良く長しましょう!
他で紹介されてるけど、、、!自分でやってはいけない方法
ここまでに、一般の方にできるだけ安心な色落としの方法を紹介してきました!
暗くなったヘアカラーを色落ちさせる方法としてWEBやBLOGで他にも沢山の方法が紹介されているのですが、、、、
アイロンを使う、紫外線に当てる、ブリーチを使うに代表されるような方法はどう考えても一般の方が行う方法としてオススメできません。
ここでは、他で紹介されているけど実はNG!
という方法をピックアップし、その理由もお伝えしていきます♪
アイロンやコテを高温で頻繁に使う
高温のアイロンやコテを使えば、その熱によって髪の中の色素はこわれやすくなるので確かに色落ちはしやすくなるかもしれません。
ですが同時に髪も激しく傷み、最悪の場合は髪がジリジリ、ゴワゴワになったりする可能性もあります。
そして、傷んだ髪は色持ちが悪くなるので、結果として色落ちしたとしても次回からのヘアカラーの色持ちが悪くなる事は必須です。
なので、色落としに高温のアイロンやコテを頻繁に使う方法はNGとなります。
紫外線に当てる
紫外線は髪をダメージさせる=色落ちが早くなる
この理屈は間違いではないかもしれません。
でも、髪に限定して紫外線を当てるには専用の紫外線照射機を使わなければいけませんよね。
これは美容師でさえ対応しようがありません。
たまたま日焼けサロンに通っている場合はありかもしれませんが、大多数の方には向いていない方法と言えそうです。
ブリーチ、脱染剤はムラになったり、根本だけ明るくなってしまう恐れがある
一般の方がブリーチや脱染剤を使用して色を落とす方法は絶対にオススメできません☓
その理由はこうです。
- ダメージがすすむ
- ムラになりやすい
- 最悪キレイに落ちても黄色くなったら自分で対応できない
一般の方でも市販されているブリーチや脱染剤で色を落とす事自体はできるかもしれません。
でも、実はこの方法はプロである美容師からみても出たとこ勝負なんです。
最悪ムラになっても、美容師さんなら色をかぶせたりしてカバーもできますが、一般の方にはまず不可能だとでしょう。
なので、この方法も一般の方にはオススメできません。
トリートメントをつけて放置
これは、オススメできないと言うよりは、シャンプーを繰り返して色を落とした方が早い!
と言う理由でピックアップさせてもらっています。
洗浄力が強いシャンプーで洗えば一旦はキシキシになってしまいますから、そのキシキシを緩和する為にトリートメントを使う程度のニュアンスで良いと思います。
他で紹介されてるけど、、、番外編!
美容室での酸熱トリートメントの色落とし
最近流行の酸熱トリートメントは、確かに傷んだ感じなく色落ちを促進します。
でも、色落ちと同時に酸の力でツヤツヤになった~と味をしめて、短期間に繰り返すとビビリや髪が固くなるデメリットもあります!
使用する酸熱トリートメントの種類、また美容師のスキルや知識次第というところが大きく、お客様側からこのデメリットを判断できないところがこの方法のもう一つのデメリットと言えそうです!
クレンジングシャンプーだけでは曖昧
WEB上ではクレンジングシャンプーで洗うのも効果的!という声も多数あります。
でも、クレンジングシャンプーって人によって捉え方が違っていて実は2つの意味合いに別れているんです。
そんな中で、一般の方にクレンジングシャンプーが色落としに効果的!と紹介するのは正直言って曖昧で無責任な言い分に聞こえます。
クレンジングシャンプーが持っている2つの意味合いって?
その意味合いは以下のようなものなんです!
- 毛穴のクレンジングをする為のシャンプー
- 頭皮のケアをする為のシャンプー
その証拠として、スマホでクレンジングシャンプーと検索するとこの両方のシャンプーがぐちゃぐちゃに混じってヒットします。
そしてその内容は、以下の①②のような傾向があります。
- 毛穴のクレンジングを目的にしたシャンプーは洗浄力が強めの物が多い
- 頭皮のケアを目的にしたものは洗浄力が優しめの物が多い
①の場合はヘアカラーの色を落とす際に使いやすいですが、②の場合は不向きになります。
もし自宅にクレンジングシャンプーがあるという方も、クレンジングシャンプーとスキャルプケアシャンプーのお互いの製品用途の違いを理解して使用した方が効率的に色を落とす事ができると言うわけです。
クレンジングシャンプーという名称がもっている、広義な意味合いに惑わされないようにしましょうね♪
炭酸シャンプーは正直不向き!
炭酸シャンプーは強酸だから色落としにも最適という情報もあるようですが、実は炭酸シャンプーは限りなく中性に近い弱酸性の商品が多いです。
カラー後に炭酸クレンジングをオススメしているするサロンも多い位ですから、ヘアカラーの色落としには非効率!
なので、使って悪いことも無いけれど、早く落としたいという場合にはあまりオススメできません。
ムラになったり、傷んだりすれば結局美容室に行く羽目に、、、
自分で色落を早く落としたいという場合に安心してできる方法をお伝えしましたがいかがでしたか?
WEB上では沢山の方法が紹介されていますが、プロ目線から見た時に一般の方にオススメできる方法って実はとっても少ないんです。
例えば、NGと紹介した方法をリスクと引き換えに実践し、自分でブリーチや脱染剤を使用するとムラになったりダメージがひどくなる恐れが高いです。
そうなると、結局はまた美容室にいかなければいけなくなるでしょう!
なんて事になれば目も当てられませんよね
なので、暗すぎる!と感じるヘアカラーを急ぎで落としたい、、、こう思う場合は結局担当してもらった美容師さんに連絡してお直しをお願いするのが一番安心だと思います。