酸熱トリートメントでキシキシに!縮毛矯正も失敗!そんな悲惨な状態から自然なツヤ髪へ髪質改善

こんにちは。
福島県郡山市にある、**髪質改善に特化した美容室「プールブーオリジン」**です。
今回は
「酸熱トリートメントが合わなかった」→「その後の縮毛矯正もうまくいかなかった」
という、非常に多いお悩みを抱えてご来店されたお客様のケースをご紹介します。
同じような経験をされた方にとって、
「まだ髪は良くなるのか?」
そのヒントになれば幸いです。
引っ越しをきっかけに始まった美容室探し
以前は長年お任せしていた美容室があったものの、距離の問題で通えなくなり、新たに地元のサロンを探すことになったそうです。
「最近、根元のクセが気になってきて…」
そんなタイミングでネット検索をし、縮毛矯正が得意そうなお店を見つけて相談したところ、提案されたのが酸熱トリートメントでした。
酸熱トリートメントを繰り返した結果…
「このくらいのクセなら、数回続ければ落ち着きますよ」
そう説明を受け、実際に酸熱トリートメントを3回施術。
たしかに、多少クセは弱まったように感じたものの、
- 縮毛矯正ほど真っすぐにはならない
- 毛先がゴワつき、指通りが悪くなる
- 乾かすと広がりやすくなった
という状態に変化していったそうです。
元の美容室に相談するも、難しい判断に…
不安になり、以前通っていた美容室にも相談。
ただ、すでに毛先はかなり繊細な状態だったため、
「強い薬剤は使えない」
という判断で、かなり優しい設定で縮毛矯正を行うことに。
結果として、
- クセは完全には伸びきらない
- 毛先のキシキシ感も改善しない
という、どちらも中途半端な仕上がりになってしまいました。
※この判断自体は、ビビり毛を防ぐための“安全な選択”でもあり、決して間違いではありません。
「もうどうしたらいいか分からない…」という状態でご来店
そうして途方に暮れた末、当店にご相談くださいました。
こちらがご来店時の状態です。
Beforeの状態

- 根元にはうねりが残っている
- 中間〜毛先は乾燥してバラつく
- まとまりがなく、毎日のスタイリングが難しい
髪の履歴を整理し、負担を抑えた施術プランへ
まずはこれまでの施術履歴と髪の体力を丁寧に確認。
今回は、
- 根元:新しく伸びてきたクセ部分
- 中間〜毛先:酸熱トリートメントと縮毛矯正が重なった履歴毛
それぞれに合わせて、
アルカリ〜酸性の薬剤を使い分けながら、負担を最小限に抑える施術を行いました。
また、水分バランスを整えつつ、
酸熱トリートメントによる硬さが出ている部分にも配慮しています。
After|自然で扱いやすいストレートへ
仕上がりの変化

- 手触りはなめらかに
- 不自然なピンピン感のないストレート
- 乾かしただけでもまとまりが出る状態に
※毛先5cmほどは、過去のダメージ履歴の影響で、他の部分より若干の硬さは残っています。
それでも、
その部分以外はブローなしでもツヤ感が出る仕上がりになりました。
後日、嬉しい口コミもいただきました

仕上がりだけでなく、
店内の雰囲気やリラックスできた時間も喜んでいただけて何よりです。
酸熱トリートメントは「万能」ではありません
酸熱トリートメントは、
使いどころを見極めれば非常に優れた技術です。
ただし、
- クセの強さ
- 髪の履歴
- 繰り返し施術しているか
これらによっては、逆に扱いづらさを生むケースもあります。
酸熱トリートメントで起こりやすい注意点
① 髪が硬くなり、きしみが出る
→ 強い酸性によって髪が収れんし、柔軟性を失うため
② その後の縮毛矯正が難しくなる
→ 酸性に傾いた髪に、一般的なアルカリ薬剤が過剰反応しやすくなる
③ 「酸性=傷まない」わけではない
→ 酸性でも強い作用を持つ薬剤は存在し、チリつきやビビり毛の原因になることもあります
まとめ|失敗と感じても、改善できる可能性はあります
- 酸熱トリートメントを続けたら手触りが悪くなった
- ツヤが出なくなった
- その後の縮毛矯正の持ちや質感が変わった
もし、こうした変化を感じているなら、
今の髪に合った方法に切り替えるタイミングかもしれません。
一人ひとりの髪の履歴に合わせて、
無理のない改善方法をご提案します。
「もう無理かも…」と感じる前に、ぜひ一度ご相談ください。
