髪を乾かす習慣が美髪への近道です
《就寝前にはドライヤーで髪を乾かすことが大事》
ご存知のお客様も多いですよね。
濡れた状態の髪は傷みやすいから、乾かしたほうが良い。
綺麗な髪を持続していく為には、こういった地道な積み重ねも非常に大事になってきます。
濡れた髪が傷みやすい原因を知ったら、少し面倒なドライヤーも、半乾きでいいか~とはなりづらくなるのかな~
と思いましたので、綺麗な髪を自宅でも維持する為の知識として、是非ご覧くださいね。
濡れた髪が傷みやすい原因は主に2つ
まず一つ目は、濡れた状態の髪はキューティクルが開くという特性があります。
この特性が髪のダメージとどう関係してくるのか?
というと、キューティクルとは髪を守る硬いうろこのようなものなのですが
①髪が乾いた状態
②弱酸性の状態
この①②の状態ではしっかりと髪に密着した状態で髪の内部をガードしています。
ところが、髪が濡れた状態ダメージが蓄積したアルカリ性の状態では髪に密着していたはずのキューティクルがはがれて開いてしまいます。
すると、髪の中にあるたんぱく質が、ブラッシングや、枕の摩擦などの影響を受けやすくなってしまい、ダメージの原因になってしまいます。
ちょっとしたことですが、実は毎日髪を乾かしてあげる習慣は綺麗な艶のあるまとまり良い髪を、維持する為の第一歩となります。
美容室で一生懸命ケアさせて頂いた髪ですので、ご自宅でも、少しの手間をかけて頂けるとその後の髪は「綺麗な髪」から「とても綺麗な髪」へ変わっていく事でしょう。
濡れた髪が傷みやすい2つ目の原因は?
2つ目の原因は、髪の水分保持があげられます。
髪は水分がなくなるとパサつきがちになります。
乾燥する時期は、髪の水分がなくなってしまい静電気や、パサつき、広がりを感じる。
こんな経験をおもちの方も多いかと思います。
髪に水分が必要なら乾かさないほうがいいのでは??
と考えてしまうかもしれませんが、実はそれは誤りなんです。
水分を含んだ髪は短時間で乾かす事で、髪の中にしっかりと水分を保持したままキューティクルを閉じることができます。
逆に、半乾きで放置してしまうと、髪の中の水分が外部に蒸発してしまうので、キューティクルが閉じる頃には、髪の水分量は減少してしまいます。
すると、パサついた印象に乾きがちになってしまいます。
綺麗な髪を維持する為にはドライヤーで乾かす習慣が大事になってきます。
かといって、髪が極端に熱くなるほどの乾かし方は髪のたんぱく質をダメージさせる原因になりますので注意が必要です。