髪は自然治癒できないという事実

髪は肌と同じタンパク質だから…
〇〇なケアをする事が大切です。

こんなフレーズを、貴方も一度は耳にされた事もあるのでは無いかと思います。

確かに、髪の毛はたんぱく質で構成されていて、

髪を構成しているたんぱく質の99パーセント以上がケラチンという硬い性質のたんぱく質です。

ケラチンは爪を構成しているタンパク質と同じなので、

構成が近い爪と髪は、似たような物質である事が言えます。

ですので、

爪が傷んでしまう事も、髪が傷んでしまう事も近い現象である。

という事になります。

 

髪も爪も、傷んだ部分が自然に良くなる事はありません

 

自然治癒力がある肌と違って、髪も爪も、自然治癒力は持ち合わせていません。

貴方が、傷んでしまった髪が自然に良くなっていく事を願っても、残念ながらそれはあり得ない事なのです。

例えば、二枚爪になってしまったら、自然治癒する事は有りません。

髪も枝毛になってしまったら、自然治癒する事もありません。

傷んだ場合の一番の対処法は、

●傷んだ部分の爪を切る、

●傷んだ部分の髪を切る

これが1番早い改善方法なのは間違い有りません。

しかし、

当店に御来店頂くお客様の中には、傷んだ部分を綺麗に見せながら、カットせずに伸ばしていきたいという希望がある方も多くいらっしゃいます。

髪は自然治癒しないという事が前提で貴方が、綺麗で艶のある髪を維持したいのであれば毎日の生活で髪をダメージさせない事が一番です。

でも現実的にはそれは難しい事だと思います。

●紫外線

●空気の乾燥

●ブラッシングの摩擦

●プールやサウナのような施設

●美容室のカラーリングやパーマ

数えたらきりがない程に、貴方の日常には髪が傷む原因というものは存在しています。

髪は自然治癒してくれないからこそ、大事にしてあげましょう。

前述させて頂きましたが、

髪も爪も、残念ながら一度傷んでしまうと自然に元に戻ってくれる事は無いので、なるべく傷ませないように注意してあげる事が綺麗な髪を維持する為に大事な事です。