白髪染めとファッションカラーは傷む性質が違う事はご存知ですか?
●ファッショカラーも白髪染めも綺麗な艶のあるまとまりの良い状態に髪質改善が可能です。是非ご相談ください。。
●白髪染めとファッションカラーは傷む性質が違う事はご存知ですか??
白髪染めとファッションカラーの染料の種類には、基本的には違いがない事は割とご存知の方が多いと思います。
では、カラー剤の反応工程も、簡単に説明させて頂くと、
- キューティクルをアルカリで開く
- 軽いブリーチ反応でタンパク質を壊す
- タンパク質の代わりに染料をいれこむ
こういった工程でカラーリングは行われます。
ファッションカラー(おしゃれ染め)と白髪染めはカラー剤の反応工程も実は全く同じ物で
大きく違うポイントは、白髪染めは深くしっかり染める必要がある為に染料の配合量が多い。
といった配合量の部分が一番の違いとなっています。
この染料の配合量が曲者で、
ファッションカラーとは違った、
白髪染め特有のカラーダメージを生み出す原因になっています。
●白髪染めとファッションカラー(おしゃれ染め)のダメージの違いは髪の硬さ・キシキシ感
カラー剤の染料は、髪の中で酸素と反応して酸化する事で色味をだしているのですが、
(専門的には酸化重合といいます)
酸化する染料が多い白髪染めは、
髪の内部を染料が埋め尽くして酸性にしていきます。
髪の正常な状態は、弱酸性と言われているので、
一見いい事のような気がしてしまうのですが、
髪は酸性になりすぎても、硬くなってしまう特徴があります。
この特徴がまさに、
毛先に白髪染めを繰り返すと、独特のキシキシした硬さがでてしまうダメージの原因になってしまいます。
白髪染めで深い色を毛先に繰り返し反応させていくと、
- 深い色味がくすみに感じてくる
- 髪が非常に硬くパサパサ・キシキシしてくる
- 髪にとても弾力がなくなる
染料の配合量が違ってくる事で、
上記のような、ファッションカラーとは違った、白髪染め独特のカラーダメージを感じるようになります。
●白髪染めを繰り返しても綺麗な髪を維持するにはどういった対応が必要なの??
①新しく生えてきた部分のみ施術する(リタッチ)
②どうしても毛先にカラー剤を反応させる場合は、ファッションカラー、又はアルカリ剤の入っていない薬剤を使用す
③どれだけダメージレスとうたっていても、ダメージが少ないといった意味合いであって、少なからず髪は傷んでしまうので、サロンでのケアも心がける。
※あまりに強いコーティング系のトリートメントはキューティクルを剥がす原因になるので、担当の美容師さんに相談する。
④頻繁な色味の変更はダメージにつながるので避ける。
いかがでしたか??貴方のカラーダメージの原因はご理解いただけたでしょうか??
この情報が、
お客様が綺麗なヘアカラーを毎日楽しむための手助けになれば幸いです。