ヘアカラーの頻度は染め方で違う【リタッチ/ハイライト/ブリーチ】長持ちする色味とその理由

ヘアカラーは、いまや美容室でカットの次にニーズがあるメニュー。

そしてご存じのように前頭カラー、白髪染め、ブリーチ、ハイライトと色々な染め方があります

それから、染める色味によって色持ちに違いがあったりします。

このページでは、そんなヘアカラーはどんな間隔で染めるのが理想的なのか?

それから色持ちの良い色味の選び方。

こんな内容をご紹介させて頂きます。

髪を染める感覚や、色持ちの良い色味の選び方が気になる方は是非参考にしてください。

カラーリングの理想的な頻度は?

ヘアカラーはどんな周期で続けるのが理想的なのか?

ここでは、全頭カラー、リタッチのように染め方の違いによっての理想的な周期をお伝えしてます。

ヘアカラーは髪の中に色素を入れるので、シャンプーや髪を濡らすたびに色は徐々にぬけていきます。

また、ドライヤーの熱や紫外線で色素が壊れ同様に色は流出していきます。

その特性上、染めたヘアカラーは日々少しずつ薄くなっていくのです。

このカラーの特性を踏まえつつ、以下ではカラーの理想的な周期をお伝えしていきます。

全頭カラーの理想的な頻度

根元から毛先まで全体を染める場合は、一般的に色味を重視して染めていきます。

前述のとおりヘアカラーは日々色落ちしていきますので、染めたての色味をできるだけそのままキープしたい。

こんな場合は、定期的に3週間~1か月程度で全体染めが必要になります。

リタッチカラーの理想的な頻度

リタッチは新しく伸びてきた根元だけをカラーリングしていくテクニックです。

おしゃれ染めで8レベル以下のリタッチの理想的な周期

髪は1か月に平均1センチくらい伸びますが、おしゃれ染めで8レベル以下のカラーなら1センチで根元が気になるという方は少ない傾向があります。

※画像

画像を参照すると、赤枠くらいまでの明るさであれば根元は2センチくらいまでは気にならずに過ごせますので、おしゃれ染めで8レベル以下のカラーなら2か月くらいが理想のタイミングと言えます。

実際に当店でも「すぐに根元が気になるのは避けたい」という希望の方には8レベルまでの明るさをオススメすることが多いです。

おしゃれ染めで8レベル以上のリタッチの理想的な周期

髪が明るくなるほど根元から伸びてくる髪は気になりやすくなります。

9レベル以上のヘアカラーというのは髪が明るくなるにつれて黄色味を感じるようになってきます。

その分、根元から伸びてくる黒い髪も目立ちやすくなるため、リタッチの理想的な間隔は1か月~2か月程度となります。

間隔に幅があるのは、どの程度明るくするか?によって理想的な時期が異なるためです。

 

白髪染めリタッチの理想的な周期

白髪の出方がまだまばらだったり、塊になっていない場合はおしゃれ染めと同じように8レベル以下のカラーなら2か月くらいが白髪染めリタッチの理想のタイミングです。

また、白髪が多かったり塊になっている方は、その分新しく生えてくる白髪が気になるのも早くなるます。

この場合の理想的な場合は3週間~1か月くらいがリタッチの理想のタイミングとなります。

 

ブリーチの理想的な頻度

ブルーチは髪の中の色素を壊して明るさをだすテクニックで、ブリーチ+カラーで色味を重視して染めていくのが一般的です。

全頭ブリーチの理想的な頻度

ただ、ブリーチ後のカラーの場合はシャンプーの度に色が変化していくのを感じられるくらい顕著に色落ちしていきます。

よって、染めた色味をそのままキープするというのは現実的でなく、自宅でカラーシャンプーやカラートリートメントを使用し常に色素を補給するのが望ましいと言えます。

ブリーチリタッチの理想的な頻度

ブリーチ+カラーのリタッチは髪が非常に明るくなるぶん3週間程度で根元が気になってきます。

よって3週間~1か月程度でのリタッチが理想的と言えます。

ただし、根元の色味を毛先に合わせるというのは非常に困難なケースが多いので、毛先も再度色味を合わせていくというケースが多いでしょう。

また、ブリーチは髪と頭皮にかなり刺激がありますので現実的にはできるだけ期間をあけて施術することをオススメします。

ハイライトの理想的な頻度

ハイライトは、ベースの髪色よりも明るい部分を意図的に作るテクニックで、新しく生えてくる根元がなじみやすく気になりにくいという特徴があります。

根元からハイライトをいれ、次にハイライトを入れるまでの理想的な期間はおおよそ2か月となります。