【画像多数】ヘアカラーの明るさに迷った時のヘアカタログ!番号と髪色についても優しく解説
職場や学校の規則がある場合、染めて良い明るが規則で決まっているという方も多いのでは無いでしょうか?
その時々の行事やイベントに合わせてTPOを考えなきゃ!
なんて場合もありますよね。
そんな中、お客様とのこれまでのやりとりからこんな風に考える方が多いように感じています。
- 重くみえるから状況的に可能な範囲で明るめに染めておきたい
- 周りの人から浮かない範囲で明るくしたい
でも自分の場合はどのくらいの明るさにするのが無難かな?
実際このような相談をうける事が少なくありません。
そこで今回は、あなたがヘアカラーをする際に仕上がりの明るさに悩まないで済むように、
ヘアカラーの仕上がり画像を、明るさの番号(レベルスケール)に照らし合わせて分かりやすく解説していきます。
これを読めば、きっとあなたも次回のカラーリングからは迷わずに「この明るさでお願いします!」とオーダーできるようになりますよ~!
ヘアカラーの明るさに迷っている人へのヘアカタログ
明るさに迷った貴方は是非ココからのレベールスケール(明るさ番号)とヘアカタログを参考にして下さいね。
この明るさは一般的にどんな職業の方からオーダーが多いのかもアドバイスしていきますよ~♫
14レベル~15レベル(超高明度域)
この明るさのヘアカラーの場合、基本的にほぼ全ての方にブリーチが必要で欧米人のような透明感のある色味を表現できる領域です。
非常に明るめの仕上がりになるので、実際のサロンの現場では大学生、それから音楽やファッション関連の職業の方からオーダーが多い印象です。
ブリーチを2回行った後に、淡いベージュを被せて仕上げています☆
ブリーチを一回行った後にオリーブベージュを被せて仕上げたヘアカラー☆
[memo title=”レベルスケールではこうなります”]
ブリーチをして髪に色を被せる前の状態を表したものがレベルスケールです。
上記のように、15レベル、14レベルにブリーチしただけの髪は、俗にいう派手な金髪に!
この金髪に色味をのせる工程(ブリーチ→染色)は一般的にダブルカラーと呼ばれます
[/memo]
11レベル~13レベル(高明度域)
日本人特有の青や赤のメラニン色素が髪の中から減少して抜け感(透明感)がでてくる領域で、大抵の髪質の方はブリーチ無しで仕上げます。
基本的に透明感がある=明るく見える染め上がりになるので、当店で大学・専門学生や専業主婦、又は髪色への規則が優しい職場で事務職についているような方からのオーダが多いです。
13レベルは硬い髪質の人だとブリーチが必要になる場合もあります☆
11~13レベルはブリーチしていないとはいえまだまだ明るめの仕上がり、行事や職種、学校によってはNGになってしまう場合も多いと思います。
レベルスケールを見てもらうと分かりますが、色が入る前の明るさはまだまだ黄色さが残っています。
ベースの髪がこの位明るくなっているからこそ、透明感のある仕上がりになります
[POINT]ヘアカラーは軽いブリーチと発色が同時に行われています!
これはココで言う13~11レベルのヘアカラーで言うと、レベルスケールの明るさまで脱色しつつ色を発色させていると言う事になりますよ
10レベル~7レベル(中明度域)
この領域位、明るいけれど程々であり、明るすぎるという感じでは無い!
職場で規則がある方や、奇抜な印象を相手に与えたくないという方にオススメで、当店では、OLの方や、教職員、銀行員のように硬い仕事の方から支持頂いている印象です。
memo レベルスケールではこの辺!
色を抜いただけの状態は黄色みが無くなってきて、程よい明るさになってくるのがこの中明度の特徴です
8レベル位からは色が落ちてきても黄色くなりにくくなります
6レベル~4レベル(低明度域)
1ヶ月位たって色落してきた頃に明るさをはっきり認識できる♫
そんなイメージの明るさ領域となります、
染めたてから明るさを感じたい方には少し物足りない場合もあるかもしれませんよ!
memo レベルスケールではこの辺
4レベルは日本人の平均的な自毛の色、5~6レベルだと色をのせる前はほんのり明るくなる程度!
大前提で知っておいて欲しい事
最後に、ヘアカラーの明るさで失敗しない為に、カウンセリングの際に美容師が使用するレベールスケールについても知っておいて頂きたいと思います。
スケールとは、物差し、目盛りという意味なので、このレベルスケールはヘアカラーの明るさを測る為の物差しとなります。
このレベルスケールは、実はカラー剤のメーカーやカラー団体によって物差しが違います。
上記はウェラというメーカのレベルスケールですが、ミルボンというメーカのレベルスケールになるとこうなります。
同じスケールでもミルボンのレベルスケールは20レベルまであり、しかもウェラと同じレベルで比べると全然明るさが違います。
各社で明るさの基準が違う事が分かって頂けると思います。
ですから、各サロンや美容師さん毎に明るさの認識は少しズレが有るんですね。
この事からも、美容師さんへのオーダーの際に〇〇レベルで染めて下さいというのは避けて頂いて、ヘアカタログや画像などを使用して明るさを指定するようにしてもらうだけで、明るすぎた!暗すぎた!
という失敗はできる限り回避できますので、覚えておいて下さいね~。