艶髪・美髪にスキばさみの多用が厳禁な理由。
今回のお客様は30代半ばの方です。
他店でカット&カラーと定期的にトリートメントをされていました。
ご来店時は毛先のダメージと、中間のパサつきが気になるという事でした。
まずはその原因の大半である、軽すぎて段の多めな現状のヘアスタイルを少しずつ変えていく事をご提案。
と同時にツヤ感と柔らかな手触りでまとまり良くしていく為に、髪質改善&エイジングケアが同時進行のエステティカルスパを半年続けて頂きました。
髪に艶を出すためには光を反射させる必要があります。
それを踏まえると、表面へのスキばさみは、短い髪を作ってしまい綺麗な光の反射と、まとまりを阻害してしまうのでできるだけ避けた方が無難です。
スキばさみというのはヘアスタイルに短い髪を作って料を減らす仕組みになっています。
ですので、使い方を間違えると下記↓の画像のように、まとまりの悪い髪を作り出してしまいます。
当店にご来店のお客様でもツヤツヤの髪をご希望されるお客様の中には、
画像のようにスキばさみで短くなった髪がツヤのでない原因になっている場合も多くあります。
毛先の毛量をとりすぎてしまうと、摩擦等の物理的なダメージも受けやすくなり、傷みやすくなった髪は艶とまとまりが悪くなるという悪循環に繋がります。
カラーリングやパーマ、縮毛矯正などの薬剤からの刺激にも弱くなってしまうので注意が必要です。
例えば、
鉛筆一本なら真ん中から折ることも可能かもしれませんが、沢山の鉛筆をまとめれば折りづらい強度になります。
髪にも同じ事が言えて
量が少ない髪よりも、多い髪の方が傷みづらくなると同時に、
短い髪が表面に出てこなければ、光が綺麗に反射しやすくなるので、
ツヤのあるヘアスタイルを再現しやすくなるということに繋がります。
➢髪のダメージや乾燥にお悩みの方へ
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➢アホ毛・切れ毛にお悩みの方へ