髪を乾かす習慣が美髪への近道です。
《就寝前にはドライヤーで髪を乾かすことが大事》
ご存知のお客様も多いですよね。
濡れた状態の髪は傷みやすいから、乾かしたほうが良い。
綺麗な髪を持続していく為には、こういった地道な積み重ねも非常に大事になってきます。
でも、
意外と知られていないなと感じるのは
何故、
濡れてる髪は傷みやすいのか??
濡れた髪が傷みやすい原因を知ったら、
少し面倒なドライヤーも、
半乾きでいいか~とはなりづらくなるのかな~
と思いましたので、
綺麗な髪を自宅でも維持する為の知識として、
是非ご覧くださいね。
●濡れた髪が傷みやすい原因は主に2つ
まず一つ目は、
濡れた状態の髪はキューティクルが開くという特性があります。
この特性が髪のダメージとどう関係してくるのか??というと、
キューティクルとは髪を守る硬いうろこのようなものなのですが、
髪が乾いた状態、
弱酸性の状態では
しっかりと髪に密着した状態で髪の内部をガードしています。
ところが、
髪が濡れた状態
ダメージが蓄積したアルカリ性の状態では
髪に密着していたはずのキューティクルがはがれて開いてしまいます。
すると、
髪の中にあるたんぱく質が、
ブラッシングや、枕の摩擦などの影響を受けやすくなってしまい、
ダメージの原因になってしまいます。
ちょっとしたことですが、
実は
毎日髪を乾かしてあげる習慣は
綺麗な艶のあるまとまり良い髪を、維持する為の第一歩となります。
美容室で一生懸命ケアさせて頂いた髪ですので、
ご自宅でも、少しの手間をかけて頂けると、
その後の髪は
「綺麗な髪」から「とても綺麗な髪」へ変わっていく事でしょう。
●濡れた髪が傷みやすい2つ目の原因は??
2つ目の原因は、髪の水分保持があげられます。
髪は水分がなくなるとパサつきがちになります。
乾燥する時期は、
髪の水分がなくなってしまい
静電気や、パサつき、広がりを感じる。
こんな経験をおもちの方も多いかと思います。
髪に水分が必要なら乾かさないほうがいいのでは??
と考えてしまうかもしれませんが、
実はそれは誤りなんです。
水分を含んだ髪は短時間で乾かす事で、髪の中にしっかりと水分を保持したまま
キューティクルを閉じることができます。
逆に、半乾きで放置してしまうと、
髪の中の水分が外部に蒸発してしまうので、
キューティクルが閉じる頃には、髪の水分量は減少してしまいます。
すると、パサついた印象に乾きがちになってしまいます。
綺麗な髪を維持する為には
ドライヤーで乾かす習慣が大事になってきます。
かといって、
髪が極端に熱くなるほどの乾かし方は
髪のたんぱく質をダメージさせる原因になりますので注意が必要です。