オリーブグレージュはブリーチしなくてもできるの?そんな疑問を解決!
グレージュ系のヘアカラーの中で常に安定して人気があるオリーブグレージュ。
スモーキーなベージュの発色の中にほんのりと緑味を感じ、どこかクールな印象を与える事ができるオリーブグレージュは、奇抜なヘアカラーはしたくないけど他の人とかぶらない髪色が良い!なんて方から特に人気の髪色です。
そうなんです、あなたが希望する髪色がどのくらい暗めなのか?によってはオリーブグレージュの色味は期待ハズレの仕上がりになってしまう可能性もあります。
そこで今回は、これからブリーチ無しでオリーブグレージュに染めてみたいと考えているあなたに向けて
- 明るめのオリーブグレージュの仕上がり
- 暗めオリーブグレージュの仕上がり
こんな内容をピックアップしてお伝えしていきたい思います。
今回の記事を読んで頂ければ、オリーブ(カーキ・マット)グレージュにしたかったのにイメージと違う!
なんて事が無くなる筈です。
オリーブグレージュのヘアカタログ
それでは、早速ブリーチなしで可能な範囲の、明るめと暗めのオリーブグレージュの仕上がりを紹介していきますね♪
ハイトーンと中明度のオリーブグレージュは透明感とシャープな印象が際立つ
13レベルの明るさから12レベルのオリーブグレージュにトーンダウンしたお客さまの画像です。
オリーブ(グリーン)とグレージュ(グレーとベージュ)の特徴が一番際立つのはこの位の明るさになります。
このお客様のように退色すると黄色くなりやすい(自毛に赤みが少ない)髪質の方は、特にオリーブグレージュの色味がキレイに発色しやすいんです。
11レベルから10レベルのオリーブグレージュにトーンダウンした際の事例です。
10レベルは髪の黄色さが残り明るさを感じやすいレベル!
そして、オリーブグレージュの最大の特徴といっても過言ではない「透明感のあるグリーン」を叶えるにはある程度の明るさが必要です。
だから、欧米人の髪のような透明感が欲しい、という方は仕上がりを10レベル以上の明るさでオーダーするのがコツですよ。
ハイトーンのカラーは色持ちが悪いってホント?
ヘアカラーの薬剤はハイト―ンになるほど明るくする力が強くなりますが、その逆に配合している染料は薄くなります。
その理由は、明るくした髪に濃い染料がのると暗く仕上がってしまうから。
これは、実際にはありえない極端な例えですが、金髪近くまで明るくするカラー剤に黒い染料がたっぷり入っていたら明るくなりませんよね。
だからハイトーンというのは髪を黄色い明るさにしながら、薄い色味を発色させて完成します。
また、ハイトーンカラーは現在よりも髪を明るくする = キューティクルやたんぱく質が壊れる
という事にもつながります。
これは平たく言えば、ハイトーンカラーする前のコンディションより髪が傷むという事です。
このように、ハイトーンカラーは絶対に髪のダメージを避けることができません。
そして、使用する色素が薄いことに加え、髪がダメージするとこれまたヘアカラーの色持ちが悪くなります。
こんな状態に洗浄力の強いシャンプーを使用したら色落ちは早まるばかりです。
ヘアカラー後のシャンプーはハイトーンに関わらず、髪質改善用のアミノ酸系シャンプーを使用すると◎
一言でそうはいっても、世の中には無数のアミノ酸系シャンプーがあり販売されています。
そんな方には、当店で実際に使用&販売しているオリジナル髪質改善シャンプーがオススメです。
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低明度(暗め)のオリーブグレージュは特にクールな印象が際立つ
12レベルから8レベルへトーンダウンしたお客様の事例です。
明るめの髪色に濃いオリーブグレージュを発色させたので、オリーブグレージュというよりはマットブラウン(グリーンとブラウン)という印象が強くなってきています。
ちょっと個性的なブラウンにしたい方にオススメの仕上がりが特徴♪
10レベルから6レベルのオリーブグレージュにトーンダウンした事例のお客様です。
この位の暗さになってくると、ダークベージュの中にグリーンを感じるようなシャープな暗髪と言った印象になってきますので、オリーブグレージュというネーミングからは更にギャップが強くでてくるかもしれません。
memo オリーブの定義って?
オリーブは「暗い緑を感じる黄色」というのが前提なので、髪に黄色みが残る10レベル以上が特に透明感のあるキレイな色に仕上がります
透明感のあるオリーブーグレージュにするなら明るめからのトーンダウンがオススメ
今回紹介させて頂いたヘアカタログのBefore&Afterからもご理解頂けるように、欧米人のように透明感のある髪色を簡単に実現しすい方というのは、前回のヘアカラーが12~10レベル程度に色落している状態の方です。
このような状態の髪の方と言うのは、既に髪がある程度明るくなっているので透明感たっぷりのオリーブグレージュに染めやすい状態ですので是非オリーブグレージュにチャレンジしてみて下さい。ブリーチで無理に明るくしなくてもきっと希望の髪色が叶うはずです。
前回のヘアカラーからの色落ち具合が暗めの方はこうしよう
前回のヘアカラーから数ヶ月立ってもあまり自毛が明るく落ちてこない方の場合が「透明感のあるオリーブグレージュ」を叶える際にも実はブリーチは必要ありません。
ただし、1回目ではなく2回めの施術で「透明感のあるオリーブグレージュ」に染まるような工程を踏む必要があります。
工程としては
工程1 最高明度のマットグレージュで染める
まずは自毛の赤みやブラウンを無くすために、マットグレージュの一番明るめでヘアカラーする
工程2 2ヶ月程色落を待つ
暗めの髪色から明るく染めたオリーブグレージュの色味は、明るめではあってもまだグリーンの発色が弱い筈です!
ですが、この期間をぐっとこらえましょう。
透明感のあるオリーブグレージュのベース作りの期間と考えて下さい
工程3 2ヶ月後にもう一度オリーブグレージュを被せる
程よく明るめに色落ちしたあなたの髪はもう「透明感のあるオリーブグレージュ」を叶えるベースとして理想的な状態です!
8レベル~12レベルのオリーブグレージュの中から、あなたが希望する明るさに染める薬剤を担当の美容師さんにセレクトしてもらいましょう。
工程4 仕上がり
2ヶ月間ベースづくりをしたあなたの髪はブリーチ無しでも「透明感のあるオリーブグレージュ」に仕上がりります。
オリーブグレージュの暗めは顔色が悪く見えやすい
最後に余談にはなりますが、暗めのオリーブグレージュはイエローベース(黄色系の肌)方は顔色が悪く見えやい色なので注意が必要です。
コレはパーソナルカラーの知識がないと難しいと感じるかもしれませんが、実は似合うか?似合わないか?の見極め方は超簡単ですのでご紹介しておきますね。
まず、あなたのクローゼットやタンスの中にある洋服をイメージしてみて下さい。
その中で、上着やシャツのように上半身に身につけるものに濃いブラウンやオレンジ、ベージュが多い方はイエローベースの方の場合が多い傾向があるので、オリーブグレージュに染める場合は注意が必要です。
逆に上半身に見につける洋服に、ブルーやグリーン、青みの強いお姫様ピンクが多い方はブルーベースの方が多いのでこういった方にはオリーブグレージュの色味は最適なので特にオススメですよ♪
memo アクセサリーからも判断できる
- シルバーが似合う人はブルーベースの可能性が高い
- ゴールドが似合うのがイエローベースの可能性が高い[/list]
ゴールドのネックレス等のアクセサリーが似合うと感じている方は要注意です
せっかくお好みの色味に仕上げてもらったのに、自分に似合わなかった!
なんて事にならないように、是非このパーソナルカラーの知識も生かしつつオリーブグレージュにチャレンジしてみて下さいね~
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