縮毛矯正でツンツンになった髪は治せる?どうしてツンツンになるのかも徹底解説します
こんなご相談を頂く事があります。
この状態になってしまうと、一刻も早くどうにかしたい!
こう思う方が大半だと思います。
そこで今回は、そんな風にお困りのあなたの為に
- 縮毛矯正でツンツンになってしまった場合の直し方
- どうして縮毛矯正で髪がツンツンになる場合があるのか?
についてお伝えしていきます。
この記事を読めは、縮毛矯正でツンツンになってしまった場合の対処方法が分かり、またツンツンになってしまう理由が分かるようになりますよ!
ツンツンになってしまった場合に治す方法
残念ながら、縮毛矯正でツンツンになった髪は放っておいても治る事はありません。
そして、シャキーンと真っ直ぐになりすぎた髪を自然な丸みのある状態にしたいなら、毛先にデジタルパーマをかける事が一般的です。
ツンツンにまっすぐになった髪は通常のパーマではかからないケースが多いのですが、熱を利用するデジタルパーマならそんな心配はありません。
ただし、パーマをかけるからにはノーダメージというわけにはいかず、自然な丸みを手にいれる代わりにそれなりのダメージも覚悟しなければいけません。
なので、このツンツンから開放されるなら多少傷んでも仕方無い!と思える方にとってはデジタルパーマが一番の解決策になります。
縮毛矯正のかけ直しはお願いするべきか?
BLOGやSNS等で、ツンツンになった髪にもう一度縮毛矯正をして丸みをつけるという方法を公開している美容師さんを見かけます。
このような情報を参考にして、もう一度縮毛矯正をかけ直してもらおうかな?
と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、その方法はあまりオススメできません。
一度縮毛矯正をかけた髪は、見た目以上にダメージが進行しています。
そこにもう一度薬剤や高温アイロンをあてれば、下手をすると更に悪い状態に、、、。
最悪の場合はジリジリになってしまう場合もあります。
なので、ツンツンになってしまった髪を縮毛矯正でお直しをするのは避けた方が無難と言えます。
ツンツンになってしまう理由
縮毛矯正をかけると、どうして針金のようにツンツンになってしまう場合があるのでしょうか?
その理由は以下のような事になります。
- ストレートアイロンの温度設定が高すぎた
- ストレートアイロンのプレスが強すぎた
- ①②を同時に行ってしまった
この①から③を縮毛矯正の薬剤反応と同時に行ってしまうと、髪はたちどころに固くなってしまいます。
髪の中のたんぱく質はよく卵に例えられ、健康な髪のたんぱく質は柔軟で自由自在に形を変える生卵、ツンツンに固くなった髪のたんぱく質はカチカチのゆで卵と表現されます。
上記①~③を行ってしまった髪は、まさにカチカチのゆで卵になってしまっているわけです。
ツンツンになる、ならないは使用する薬剤にもよる
使用した薬剤の種類でも、ツンツンになりやすい薬剤と、なりにくい薬剤があります。
少し専門的な話になってしまいますが、チオやシスの薬剤よりは、システアミンといわれる薬剤等の方が毛先がツンツンになりにくいという特性があります。
でも、一般の方にはあまり馴染みがなく、また美容師さんにこういう薬剤でお願いしたいという話にはなら無いと思います。
なので、ここでは簡単に触れる程度にしておきたいと思います。
髪が短いほどツンツンになりやすいので注意!
予備知識として、縮毛矯正をかける髪が短ければ短いほど髪はツンツンになりやすくなります。
これは、同じ太さで長い木の枝と、短い木の枝をイメージしてもらうと分かります。
長い木の枝は風で簡単にしなりますが、短い木の枝は余程の力が加わらない限りしなりません。
髪も短ければ短いほど、しならなくなってしまうので、ツンツンになりやすいという訳なんです。